日本春蘭 (平成29年)

チャボ木に赤花という貴重な蘭です。赤色の発色が難しく、赤色にはなかなか咲きません。今度遮光のタイミングを変えて、挑戦です。

中国春蘭(大富貴)と赤花日本春蘭(紅陽)との交配 の茜月です。大富貴は、その花型と丈夫さで良く交配に使用されます。この蘭は、発色も良好で、大成功の交配種です。

花は、突起弁に素心という二芸品です。写真は、葉が少なくなり花とのバランスが良くありませんが、根は鉢いっぱいに広がっています。今年、作り直しです。

初花です。黄色の花に、舌は赤色という二芸品ですが、花型と舌花色の赤がもう一つです。初花ですのでこ んなものでしょうか?来年に期待です。

初花です。黄色の発色も良く、花型もまあまあです。納得の黄色花です。 迫力ある、大株に育てたいですね。

黄色花の黄梅です。花型は良いのですが、発色難があります。遮光のタイミングを変えて、再挑戦です。

九州産です。今年の開花は遅く、4月になり咲きました。黄色の葉色で、当初、九州産黄葉黄花ということで流通していました。花は、もう少し丸くなります。

黄色花の銘品です。黄色の発色、花型ともに素晴らしい花です。さすが銘品ですね、大切にしていきたい蘭です。

本来は、まだ白く抜けるのですが、遮光に失敗し、少し黄色が出ています。花も、もう少し丸い弁になります。無銘の花です。今後の注目蘭です。

交配種です。親は、(大富貴×紫花)×紫花のF2です。親の紫花は、名前失念しました。紫更紗の発色もまあまあで、花弁も丸いです。この木は、前木で後はバックの二鉢だけです。今後の評価が楽しみな蘭です。

大型の、複色花です。作りやすく、花も大型で迫力があります。今年、7花着いてくれました。大株にして 花を多く着けたい蘭です。

豆花で、とても可愛いです。欠点として、風通しが悪いと、葉に細かい生理的な黒点が入ります。風を多く取り、葉・花ともに調和の良い蘭に育てたいものです。

初花です。今回遮光のタイミングが悪く、黄色の発色が今一つですが、本来、極黄色花です。また、超丸い豆花で、とても可愛いです。今後が楽しみな蘭です。

有名な、三弁奇花の剣菱です。今年は、一花ですが、多くの花を着けて楽しみたい蘭です。

「女雛」と「歌麿」との交配種です。この系統の交配では、華姫が一番ですが、その次の優秀花です。交配種ですが、良いものは良いと認めないといけない時代になっているものと思います。

仮名で「春華(はるか)」という名前で呼ばれています。朱金の発色、花型ともに、申し分ない花です。今年発色に失敗しましたが、本来抜けた朱金色の蘭です。暗めで作していたため、少し徒長しており、今年は、陽を多めに取り、絞めて作ってみたいと思います。

日本春蘭の交配「山の端」×「華厳」です。だいたい想像がつく花色、花型です。山の端は、血筋が強く交配の葉には山の端に似た柄が入り、花も同様です。よく考えれば、華厳もよく似た柄ですね!!やはり、親は超えられません。柄が出ただけでも、良しとしましょう!!今度、「玉垂冠」を掛けてみようと思いますが、結果は変わらないでしょう。

虎葉の七里です。虎は曙のイメージで入ります。花は、素心という二芸品です。花着きも良く、育てやすい蘭です。

交配種白花「白蓮」に朱金「富士の夕映」を掛け合わせたもので、大型の朱金花が咲きます。福岡の「夢らん舎」さんの作品です。今年、久留米の百年公園の展示会で、4花を着け賞をいただきました。今年の発色はもう一つで、本来強い朱金色が入ります。

鳥取の小谷氏から出ました梅弁白花です。本来もう少し白色に抜けます。花型も、もう少し梅弁になります。

葉は、垂れ葉で、花は、丸いかわいい豆花です。遮光が効くと極黄色花になります。まだまだ数は少なく、貴重な蘭です。

確か、中国春蘭と日本春蘭の交配だったと思います。白花ですが、今年は遮光がうまくいかず、ほんのり黄色の花が咲いてしまいました。

対馬産の「対馬紅妃」です。ようやく4月に開花しました。紅花ということですが、遮光の仕方により濃い朱金色に咲きます。対馬には朱金花は他にないので、貴重な蘭です。花は大型でそのまま咲かせれば、花の重みで下に垂れてしまいます。お気に入りの対馬産です。